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家づくりのコストwoodzone|有限会社瀬戸商店

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家づくりのコスト

 

家を建てようと考えた時、誰もが建築にかかる費用を目途として資金計画をたてます。

しかし、その“建築にかかるとした費用”はどの辺りまで算入されているでしょうか?

“うっかり”抜けていたりしていませんか?

 

 

 

 上記の図は一般的にかかるとされる費用を種別にまとめたものです。

完成見学会におとずれて頂いたお客さまとお話させていただく際、希望の間取等と一緒に当然予算の話がでてきます。

“1500万円”とか“2000万円”といったように具体的な希望予算をしっかり持たれているお客さまがほとんどです。

しかし、後日ゆっくりとお話を聞かせていただくと予算組みの中に“諸経費(火災保険やローン保証料など)を算入されていなかったり”“地盤改良費が入ってなかった”と意外と抜けていたりするものです。

いま一度“家づくりのコストの一例“の図を参考にしていただいて予算の“忘れ物”を防ぎましょう。

 

ちなみに予算構成の目安として全体を10とした場合、本体工事費7:別途工事費2:諸経費1のような比率がイメージできます。…注)

注)設計内容、地盤、材木・建材の品質、仕様 ローン条件など様々な要因で変わってきます。

 

* 建物の面積と坪単価

いえづくりにおいて“いくら用意できて、なにに費用がかかるのか”イメージが出来たと思います。

次に予算を考えるのに必要な事と言えば“すまいの大きさ”…そう面積(坪)です。

よく“坪○○万円からの家”と謳ってあるCM・広告を目にします。当然、素敵な 外観・内観・間取なども紹介され、これから家を建てようと考えるひとにはおおいに参考になることでしょう。

ところでここで使われている坪(面積)とは?いったいどのような定義のものでしょう?まずは家を建てようと考えた場合、よく出てくるとされる3つの面積について説明します。

 

1、建築面積

建築面積は、建物を真上から見て、外壁の中心線で囲まれた面積です。つまり敷地面積のうち建物が使っている面積をいいます。これを割合であらわしたものが建蔽率です。

2、延べ床面積

延べ床面積は、例えば2階建てなら、吹き抜け、デッキ、バルコニー、ポーチ等は除いた1階2階の合計の面積です。登記や固定資産など公的機関に登録さている面積です。

3、施工床面積

施工面積は、延べ床に吹き抜け、デッキ、バルコニー、ポーチ等、任意の面積を加えた(加える箇所は各社によって異ります。)全体の面積です。おもに建築業界でつかわれる面積です。

 

3つの面積の説明は以上です。

また3つの面積を大きさ順に比較すると…2階建の場合

    建築面積< 延べ床面積 < 施工床面積 となります。

 

上記にでてくる坪(面積)の話にもどります。

結論から言うと3、の施工床面積です。

ところがお客さまの多くは2、の延べ床面積での予算の数字を算出しがちです。

そこに施工床面積を使って算出すると当然、坪単価あたりが延べ床面積使って算出した金額より安く出せる結果となります。(円/坪=予算/面積…分母が大きくなるから)

ここがお客さまの予算と建築する側との数字のずれとなって現れるポイントにもなります。

予算だての際は施工床面積≠延べ床面積のイメージをお忘れなきようおねがいします。

 

またここでいう“坪○○万円”とは別途工事費、諸経費はふくまれていません。

…つまり本体工事費=坪単価?ということです。

先でご覧いただいた“いえづくりのコストの一例”の図を見直していただけたら、さらにイメージし易くなるとおもいます。

 

あと余談になりますが、坪単価と同じように出てくるのが“適正価格”という表現です。

この表現も言葉としては端的な意味合いを感じさせてくれ一方、実際はすごく幅があるというか、考え方がちがうというか、わたしたちからするとファジィーな表現としてしか言いようがありません。永くなりそうなのでこの場ではやめておきます。

 

ただ、ひとつだけ言えそうなのは、私どもを含め建てる側がいくら適正価格で提供しているつもりでも、お客さまがそう感じていただけなければその瞬間、“適正価格=満足”では無くなってしまうという事かもしれません。

このようにCMや広告では意外と過不足な情報を流れている事に気付かされることでしょう。

最後にピントこないひとのために 

予算≦引渡価格=本体価格+別途工事費+諸経費≦満足

を目指し、家づくりを始めましょう。

 

 価格を左右する要素

具体的に建物のプランを考えたとき、おもに価格を左右する要素を3つあげてみました。

 

家のかたち

家の形は複雑になればなるほど手間がかかります。また凹凸も増えます。当然外周がふえれば面積も増えその結果材料が増えてお金がかかります。

それは屋根の形にもいえます。入母屋屋根のような複雑もの、屋根の勾配もきつくなればなるほど割高になります。

 

設備、仕様の選考

同じ用途の設備でもメーカーや型式などによって金額はさまざまです。割引率なども時期によって違うなんてこともあります。当然、高性能、高品質の仕様変更はかかるお金も増えます。プランを依頼する際、個別に問い合わせてみてください。

 

家の大きさ

家の広さが大きくなれば当然かかるお金も増えます。

ちなみに坪単価で着目すると家が大きくなるほど坪単価は下がっていきます!?

一瞬、矛盾するような感じがしますが床面積を減らしても設備(トイレ・バスなど)そのものや人件費、仮設費用等も比例して減るわけではないのが理由になります。

 

また“Aは坪○○万円、Bは坪○○万円…的な比較を聞きます。

しかし設計・設備・仕様が同じでないものをくらべても比較にならないという事が先ほど述べさせていただいた事柄でおわかりだとおもいます。

それよりもまず設計の内容、施工の実績をくらべられて、検討されているほうが、ご自身の目指す”いえづくり“への近道なのではないでしょうか?

 

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